ホームステイが始まり、あっという間に10日経ちました。
わたしのホストファミリーは、とってもすてきな父・母・娘・息子と犬1匹の家族(パウラපවුල)です。
パパ(ターッターතාත්තා)はシンハラ人、仕事のため日本在住で不在。
ママ(アンマーඅම්මා)はタミル人、インドドラマに夢中。
姉(アッカーඅක්කා)は19歳、お茶目でモノ作りが大好き。
弟(マッリーමල්ලී)は17歳、シャイだけど笑顔がかわいい。
家族みんなシンハラ語も、タミル語も、英語が話せます。
会話はシンハラ・英語。
テレビはタミル語。
食事はタミル料理が多いけど、たまにランカ料理・インド料理。
宗教はカトリック。
家のリビングには十字架、でもママは結婚してヒンドゥーからカトリックに改宗したため、寝室の奥にひっそりとヒンドゥーのお祈り部屋。
多民族・多宗教の家族です。
まずスリランカが多民族・多宗教国家。
民族は、シンハラ・タミル・ムスリムなど。
宗教は、仏教・ヒンドゥー・カトリック・イスラムなど。
スリランカでは、4年前までシンハラ対タミルの民族による内戦が約25年間行われていました。
シンハラ人が国民の半数以上、タミル人は南インドを中心に世界各地に点在。民族が分かれているため、同じスリランカ国民でも言語・宗教・文化は異なります。これは日本と異なることのひとつ。
ホストファミリーのパパ・ママは内戦中にドバイで出会って、その後スリランカに戻って恋愛結婚。
パパとママは10年以上遠距離だけど、よくスカイプ繋いで今もラブラブです❤
またタミルは、インド文化のカースト制が今も強く残っています。その中でムスリムやカトリックは、貧しい階級の人々とされていて生活状況だけではなく仕事内容にも格差。
私が今生活しているマッタックリヤは、タミル系ムスリム・カトリックの村(ガマගම)です。
町の中の至るところにカトリック教会、ムスリムの集会所があります。
スラムもあります。
野良犬はもちろん、野良牛もたくさんいます。
デング熱罹患が懸念されるシマダラ蚊もちらほら見かけます。
毎日蚊に刺されまくって、
ゴキちゃんには左腕をつたって歩いて行かれて、
洗濯干すところがココナッツの木の下でもれなくアリちゃんがついてきて、
日本とは環境ちがうんだなぁと感じることがありつつも、今のところすごく元気です。
マッタックリヤは、村の雰囲気も、人も、すごーくやさしい空気に包まれています。
主言語はタミル語、でも英語もシンハラ語も上手です。
歩いてると誰かしらに話しかけてくれるので、家やバス停など行きたいところへまっすぐ行けません。家にも誰かしらお客さんが来ているので、村の人や家族と話すことが毎日の楽しみです。
みーんな、笑顔がすてき^^
シンハラ・仏教徒が6割以上のスリランカ、それでもマッタックリヤのようにタミル系の村は北部中心に存在します。
民族によって、
宗教によって、
村によって、
生活文化いろいろ。
スリランカに来て、本当にあっという間な2週間…たくさんのすてきなコト・モノ・人に出会っています。
今回は写真がうまくアップロードできなかったので、次回以降すてきな出会いについて紹介して、はっぴぃをおすそわけしていきまーす^^
本日18日はポヤデー(スリランカでは満月の日が仏教の祝日)。
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